No.30 若い女性の心をむしばむ自己臭恐怖症

自己臭恐怖症
自己臭恐怖症
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前回は、体臭検査を受けた、つまり体臭を気にしている女性ユーザーのうち、実に21.6%の方が、強くもなく、そして悪いタイプの体臭ではないのにも関わらず、体臭の件で悩んでいる「自己臭恐怖症」であった、というお話でした。前回のブログを読んでいない方は、先にそちらを読んでくださいね。以下をクリックすれば行けます。

No.29 こんなにたくさんいる! 自己臭恐怖症
今回は2019年1月にプレスリリースした「1500件の体臭検査で分かった日本人の体臭傾向と改善策第2弾。現代の日本人を蝕む自己臭恐怖症。自分自身の体臭に怯える女性のうち、2割以上は人並み以下の体臭だった。」の解説です。 初めて私のブロ...

体臭検査ユーザーは、プレスリリースのための集計を取った時点で既に1500人を超えていました。

1500という数字は、日本全国民1億2,700万人に対して何らかの調査をしようと思う場合、十分な調査対象数値と言われています。体臭の問題で言えば、例えばワキガ臭がある人の比率やパトムである人の比率を取ろうとする場合、体臭に悩む人がたくさん集まる当社の状況はサンプルになり得ません。それらについては体臭を気にしない人を合わせた集計としなければならないからです。

しかし、「体臭を気にしているのに体臭があまりない」ということを調べようとする集計であれば、1500件のデータは十分、サンプルとして成り立ちます。

さて、本題です。

病院やカウンセラーは体臭の悩みに向き合ってくれない。

人それぞれの体臭であるが故、体臭改善や自己臭恐怖症からの脱却には、正確な現状認識が必要となります。

ユーザーさん直筆の問診票には「家族に分かってもらえない」「病院で相手にしてもらえない」「カウンセラーに気のせいと一刀両断された」という言葉を多く見かけます。

ワキガではない体臭の悩みは、一括りに「気の病」にされてしまうのが時流となっていますし、家族も実際に体臭が嗅ぎ取れなければ、気のせいと思う場合が多いようです。

具体的な現状把握があれば体臭があるのかないのかが分かってくるのに…

しかし、それら根拠のない「単なる意見」を根拠にして説得しようとしても、自己臭恐怖症でなやんでいるご本人の悩みの解決には全くつながりません。まず、以下に上げる自身の体臭の現状を把握することが大切となります。

  • どの程度離れている人に体臭が感知されてしまうのか?
  • どんなタイプの体臭なのか? つまりワキガや便臭、生臭さなど、第三者が不快に思う体臭なのか? そうではないのか?
  • 体臭の原因となる臭気物質は何なのか? その臭気物質はどんな臭いがあるのか?
  • 体のどの場所から体臭が発露しているのか? またそれぞれの場所ではどんな臭いがどの程度発露しているのか?

ユーザーさん自身の目で確認できる数値的データを基にした「実際の体臭」が、悪いとは言えなかった場合、当社では「悩むような体臭ではない自己臭恐怖症」と結論付けています。

若い女性の自己臭恐怖症ユーザーが実に多い!

下のグラフにあるように、自己臭恐怖症は若い女性で突出しています。10代女性においての自己臭恐怖症の比率は、実に4割近くに及び、年齢を重ねるごとに下がっては来ますが、それでも50代までは男性の自己臭恐怖症の比率を大きく上回ります。

「自分自身に体臭があり、周りに迷惑をかけている」と思い込み、人とのかかわりを避けるようになって、やがて不登校や引きこもりに繋がることも多い自己臭恐怖症ですが、上記グラフの通り、10代と20代の女性(学童も含む)での罹患率の高さが懸念されます。

目で見て分からないから自分で答えを出せない

「自己臭恐怖症」である場合も、「改善すべき問題点のある体臭がある」場合も、自分自身では見ることができない。つまり「体臭」を相手にする限り、自分自身で答えを出すことができません。

そこで、まずは納得できる数値データを含む詳細な現状認識が必要となり、それに即した改善策を実践することによって改善に向かうことができます。

心の病から抜け出すために

それでは、自己臭恐怖症の人は、どのような方法で、この心の病を克服すればよいのでしょうか?

体臭は誰にでもあります。生きている限り、体臭が全くない、という事はあり得ません。しかしながら、その「体臭」を誰もが嫌がるか、という事は別問題です。

体臭が弱く、そしてワキガ臭等の印象の悪いタイプの体臭であれば、誰もアナタの体臭なんて気にしません。良い匂いでずっと嗅いでいたい、という場合は別ですが。

体臭は誰もあるし、努力次第で良い状態になる

私は、自己臭恐怖症のユーザーさんにも厳しく体臭改善指導を行います。但し、「悪い体臭・強い体臭を改善するため」ではなく、「より良い体臭状況になるため」です。

今も人から嫌がられる体臭ではないけれど、もっと良い、誰にでも好かれる体臭になろうよ」と言った意味合いのご指導です。こういう気持ちでご指導しているということもご本人に伝えます。

厳しい改善策に取り組んでいると「こんなに頑張っているのだから大丈夫!」と次第に思えてきます。そして実際に体臭の状態はさらに良くなっていく。

こうして不登校や引きこもりを克服したユーザーさんがたくさんいます。もし、自分自身の体臭に自信が無いのなら、まずは、どんな体臭なのか、はっきりさせることです。それが第一歩。

一緒に頑張っていきましょう!

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