N0. 54 その食べ方が体臭悪化を招く! 消化吸収と体臭の関係 その2

体臭改善
体臭改善 体臭のメカニズム
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さて胃や腸などの消化器官の勉強が一通り済んだところで、消化器官の不調による体臭について、勉強していきましょう。前回の続き記事となっていますので、そちらを読んでいない方は、先にそちらをどうぞ。以下の画像をクリックorタップすれば前回記事に行けます。

N0. 53 その食べ方が体臭悪化を招く! 消化吸収と体臭の関係
体臭の元となるニオイ物質は、体の中で勝手に生み出されるわけではありません。摂取した食べ物飲み物それ自体も重要ですが、それがどういう状況で分解吸収されたのか、その際にはどんな体内細菌が関与したのか、吸収された後、どのように変性するのか等、様々...

とは言っても、内科的な問題は、あ、勿論、外科的な問題も含めてですが… そういう、お医者様に相談しないといけないことは、私の意見は素人の生兵法といったところ。 痛い! 苦しい! 病的に痩せた! 血便・血尿が出る! なんて場合は、まずは病院に行ってくださいね。

大腸に悪玉菌が居ると?

前回勉強したように、しっかり消化分解出来てないままに、吸収器官に押し込まれてしまった食物は、大腸で腐敗します。腐敗とは腐ること。って、当たり前ですが、これは悪い菌が繁殖してしまい、繁殖した菌、もちろん悪玉菌ですが、それが養分として吸収したものを変質させてニオイの強い物質に変える。それがニオイの元になる、という流れです。

私は、体臭博士としての知識と技術を生かして、様々な商品の開発をしており、その中に介護施設用の消臭剤と排泄臭除去のための洗剤というのがあるのですが、これを開発した時に、大勢の知り合いの「大便」を回収して、その物質バランスを調べたことがあります。

とにかく、多くの人のウンチの成分を調べました。ニオイを嗅ぎました。

その成分の中には、一般的な体臭成分も多く含まれていましたが、それよりも多かったのは、窒素系物質と硫黄系物質です。例えばトリメチルアミンやジメチルスルフィド、スカトールにインドール、硫化水素にメチルメルカプタン等々。

これらは、人体の消化や循環の過程で生成されるわけではなく、大腸に居座る悪玉菌の排出物として発生します。仮に悪玉菌が存在しないとすると、きっと人間のウンチも、ああいうニオイではないと思います。

大腸の機能は水分をこそげ落としてウンチを固体化する事。

これも前回の分で書いたことですが、大腸の役割はドロドログチョグチョの食べかすの水分をこそげ落として、学術的に言えば吸収して(どこが学術的何だか…)、食べかすをウンチの形にすることです。吸収するという事は、大腸の腸壁から体の内部に水分を染み込ませて、肝臓や膀胱に送り込むということ。

その中には排泄すべき、ニオイの元がたくさん含まれています。オシッコとして排泄できれば良いのですが、それらの臭気物質が腸肝循環血液に乗れば、体中を駆け巡る場合もある。そして、表皮毛細血管から体表に辿りつき、体臭の一部になる、ということ。

誰もが、その循環があるはずなのに、なぜ、体臭の強い人と強くない人がいるのはなぜか?

腸壁が薄くなるリーキーガット症候群

体臭に悩む人なら、リーキーガット症候群のことを耳にしたことがあると思います。グルテンや糖質の影響で大腸に穴が開いて、そこから血液に毒素や臭いの元が流れ出す、というのが一般的な考え方ですが、うちのユーザーさんが「腸壁が薄くなる」という表現をしていました。それも正しいように思います。とにかく、腸肝循環に臭気物質が乗りやすくなっているのが、リーキーの特徴に思えますが、この病気ももPATMと一緒で、まだまだ未解明の所も多いようです。

また過敏性大腸炎の人も、大腸の水分吸収の仕組みに問題があり、いつも臭気物質が含まれている水分が腸にあるような状態が続いていると予想されます。そうなれば腐敗も進みやすく、より多くの臭気物質が発生しやすいという事になるでしょう。

病院では「おなかの調子が悪い」くらいにしか見て貰えないらしく、長患いの人が多いようです。

結論は腸内フローラ改善

腸内の問題で体臭がある場合は、悪玉菌を無くし、善玉菌の多い環境に、腸内を整える事が根本解決に繋がります。これは昔から言われていることですし、こればっかりはお医者さんの言っていることが正しいです。あまり当たり前すぎて、回答になっていないようですが、間違いありません。

日本人は、体質としての肉食が板についていない、過渡期の人種と言えます。だから内臓に負担がかかるのも仕方ない所。意識して内臓を労わらなければ、体臭や病気として現れても仕方ありません。

腸内フローラを整えるには、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を増やす事だけが解決策です。かと言って、一時に乳酸菌を腸に送り込むサプリなどを飲むと、悪玉菌の大量死滅が起こり、体調が悪くなり、尚且つ、体臭にも一時的な悪影響があります。

腸内フローラ育成初級編 ヨーグルトを1日150g

だから、ヨーグルトです。私は、ほぼすべてのユーザーさんにヨーグルトを1日150g食べることを推奨しています。お勧めはビフィズスヨーグルト。スーパーへ行けば、400g130円位で買えます。

よく「ヨーグルトで摂った乳酸菌は腸まで届かない」と言われます。これは一理あります。前回書いた通り、胃液は侵入してきた菌を殺す役割があるのですから。1回2回食べたくらいでは、ほぼほぼ、胃の中で全滅です。しかし、継続は力なりです。続けていけばやがて腸に辿りつく元気ものも増えてきますし、胃の方でも「またこいつらか… 今回は見逃してやるよ」となるとか、ならないとか…

私は20年ビフィズス一筋ですが、だいたい3か月も続ければ腸内フローラは整います。他の要因が無ければ、ですけど。

もう一度言いますけど、サプリでお手軽にナンテことは、出来ません。ヨーグルトを1日150gずつ、365日欠かさない。それが一番です。砂糖を除去したドライマンゴーを加えると、更にGood!

腸内フローラ育成上級編 ぬか漬け

あと、お漬物にも乳酸菌が多く含まれています。実はヨーグルトに含まれる動物性の乳酸菌よりもぬか漬けに含まれる乳酸菌の方が、圧倒的に酸に対する抵抗力があります。だから本当はぬか漬けを毎日食べてほしいのだけれど、今どきの日本人はホントに漬物を食べなくなりました。だからお手軽、デザート感覚で食べるヨーグルトが腸内フローラ育成の初歩と思い、まずは、そちらをご指導しています。

ぬか漬けを毎日食べることに抵抗が無い人のための摂取目標ですが、キュウリやナスなら小ぶりなモノ1本、同じくらいにサイズに切った大根やニンジンでも1本ですね。私は毎日1本です。

あ、そうそう。漬物なら何でも良いわけではなくて、ぬか漬けだけですよ。それも酸っぱいやつ。その酸っぱさが乳酸菌ですから。浅漬けには、全くありませんからね。

何か書き忘れている気がしますが、とりあえず、今回はここまで。

 

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