no.56 口臭対策のとっておき!

周囲の反応や感じ方
周囲の反応や感じ方 ニオイタイプ
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体臭は私の専門ですが、口臭に悩む人からも多くの相談を受けます。口臭も、誰に相談した良いのかワカラナイ人が多いようです。「口臭外来」という歯科関係の専門分野があるそうですが、あまり評判が宜しくない…イヤイヤ、私が言うべき話ではないですけど…

それでも口臭の事をもっと知りたくて、仲の良い歯医者さんに色々と聞いてきました。その方は自由診療(保険の効かない歯医者さん)専門医さんですが、色々情報交換しています。というより、私が勉強させてもらってます。「アメリカに行くと歯磨きチューブや歯ブラシは1つか2つしか種類が無い。日本だけがあんなに種類がある」っていうのが、その歯医者さんの口癖。しっかり治せば、無駄な買い物しなくて済むという事らしいですが…

それでは本題です。

口臭発生のルートは二本立て

ニンニクを食べた。その他のニオイの強いものを食べた。という場合を除いて、つまり、いつも口臭がある人の発生メカニズムは二つに分かれるそうです。これは皆さんも知っていると思いますが、一応おさらいを…

1番目は、胃潰瘍や食道炎等、消化器系統の疾病、肺の病気、蓄膿症等の鼻の病気があって、炎症や細菌繁殖等、体内に問題があり、その臭気が口から出る場合です。これは、根本的に病気そのものを直すことによって改善します。なんか当たり前すぎる話ですけど、まあ、これが一番目。この件に付いては、私は何もアドバイス出来ません。不調がある箇所の専門医にご相談ください。

2番目は、口の中に問題がある場合。虫歯、歯肉炎、歯槽膿漏、歯磨き不足、舌苔等、その原因は様々。様々だけど改善の道筋は比較的容易と思えます。こちらは、私でもいくつかアドバイスが出来そうです。

口の中は雑菌の巣窟

口の中は雑菌だらけ! そんなことも、皆さん知ってますよね? 3歳の時に口の中に存在するミュータンス菌の数は一生涯それ以下にならないとか、舌の上には5000億個の細菌が住んでいるとか。

歯槽膿漏や虫歯については歯医者さんにお任せするとして、口臭の問題もやっぱり菌が問題なのは当たり前。そして、私の専門分野に近い。だから教わったことを皆さんにもお伝えします。

歯磨きしても、口臭がある。どうすれば良い?

歯磨きした直後でも口臭が気になる。私も時々、そんなことがあります。やはり年のせいなのか、唾液の分泌の減少が一番の問題のようです。歯医者さん曰く「唾液は最強の殺菌剤」とのこと。唾液があればリステリンも要らないと言ってました。

では、どうやって唾液豊富なお口になるか?これも簡単、鼻呼吸にすることですって。特に寝ているときに口呼吸している人は、だいたい口臭がヒドイらしい。あと、舌の筋肉(根本辺り)を動かす運動をするとか、エラの辺りをマッサージするとか、食べ物をよく噛むとか。方法は何でも唾液が出やすくすればよい。

舌磨きと洗口剤

そんなことは、みんな知っている話。わざわざ書いてもしょうがなかったですね。ついでにもうひとつ、誰でも知っている話を書くと、舌磨きは、専用ブラシを使って奥から手前に優しく。

リステリンして、舌磨きして、もう一回リステリンして。これを3時間ごとにやれば、少なくとも口臭を指摘される事は無くなる、らしいです。もちろん食事後の歯磨き励行の上だそうです。毎日これをやっていたら、舌が削れて無くなっちゃいそうですよね。初めてのデートの時のとか、そんな「期間限定の必殺技」に取っておいてください。

舌磨きが逆に口臭を増長させる、というウワサもどうやら間違いではないらしいです。ただし、これは正しく行わないからですって。まず第一に、歯ブラシで舌を磨くのはNG! 舌の表面が傷つくので、どんな柔らかい歯ブラシでもダメらしい。

あと、やりすぎもダメ。チカラ加減も大事。優しく表面のコケを前に運んでくるというイメージですって。毎朝毎晩なんて必要なし。舌苔が目立つようになったら、というのがタイミングだそうです。

面白い話としては、舌ブラシを使わずに上あごで舌を磨く、なんて言ってました。上あごのザラザラ面に舌を擦り付けると、絶対に傷つかないし、適度に舌苔除去が出来るらしいですよ。私も続けています。

口内細菌を駆除する抗生物質もある

どうも、ヒトから聞いた話で書くと、熱意の無い文章でいけませんなぁ。イカンイカン。それでは気を取り直して、聞いた話の中で、一番のとっておきを教えちゃいます。コレはあまり知られていないハナシ。

歯医者さんで治療した時に「センセー、どうしても口臭が気になるんです。これが口の中の細菌が原因なのか調べたいので、ジスマロック処方して下さい」と言ってみる事。

ジスマロックとはスペクトル範囲の広い抗生物質で、舌苔に潜むカンジタカビからミュータンス菌まで、口の中の殆どの菌類を根絶するそうです。但し処方された分を処方された期間、完璧に飲むことが絶対条件で、飲み残したりすると耐性菌が生まれて、なおヒドイ状況に陥るらしいです。また抗生物質なので飲み続けることは出来ないらしい。1週間分処方されて、3日目から効果が表れ、数か月持続するとのこと。

これはあくまで「口臭の原因が口の中にあるか?」を調べるために試すということを忘れないでください。ただ、勝負をかける出来事が控えていて、せめてその期間は口臭を気にしたくないという場合は、ジスマロックの効果期間内にその勝負事が入るよう、時間調整して活用するとかは、アリだと思います。プロポーズとかね!

そして、口の中に口臭の原因があると分かったら、歯医者さんに行って、悪い所を直す。正しい舌磨き、歯磨き、鼻呼吸で、根本治癒を目指す。

ナニ? 他にもっと手軽な口臭ケアを教えろ、ですって?

とっておきの市販薬

仕方ない。私のとっておきも教えちゃいます。これは経口医薬部外品、ずっと飲んでも害はない。副作用もない。というか、口臭改善の他にも良い作用がある。…もったいつけずに教えろ!、ですって? ハイハイ。

エーザイが出している「サクロフィール」という市販薬があります。緑の小粒、1回3錠、1日3回まで飲んで良し。これは効きます。だいたい飲んでから3時間は効果が続く。何故か知らないけれど便通も良くなる。葉緑素と便通、なんか関係ありそうですが、よく分かりません。但し、便は緑色になるし、口の中で遊ばせていると、物凄い緑色になっちゃいます。口の中が。

まあ、それが特徴。大きめのドラッグストアで売ってます。カウンターの後ろとかに並んでいることが多いです。たしか、2000円位? あれ、2200円だったかなぁ。とにかく、そんな値段で60錠も入っていて、コスパ抜群。サクロフィールを飲んでガムを食べると、「ガムのニオイが無い?!」って、なります。

デートのお供にドウゾ。

けれど、それでも対処療法より根本治療が大事。これは体臭も同じこと。しっかり原因を把握して、専門家の指示を仰ぐ。それが一番!

私も洗口剤を開発中!

上記のサクロフィールの消臭主成分は銅クロロフィリンという成分です。この成分が特に硫黄系臭気等を無臭化します。こんな素晴らしい成分なのに、マウスウォッシュにはちっとも使われていないんです。イヤ、ひとつだけ見つけたことがあります。モンダミンスーパーストロングに「基剤」として入っていました。

けれど、銅クロロフィリンは緑色をしていて、水溶性成分なんですけど、少し溶かし込んだだけで、もう、すごく濃い緑色になります。ところがこの製品の色は薄い水色… ハハーン、殆ど入れてないな?というのが、私にはまるわかりです。消臭成分として入れられる配合量って決まっていて、その限界ギリギリまで入れると、ホントに濃い緑色の液体になります。実際、モンダミンストロングは化粧品品質で市販していますが、まあ、あまり効果が見られない…

私の作っているマウスウォッシュはまだ試作段階ですけど、凄い緑色をしています。しかし、サクロフィール(成分表を見るとなんか銅クロロフィリンが8%くらい入っていることになっているのですが、それもホントかな?と少し疑問ですが)を口に入れた時のように、マウスウォッシュするたびに口の中が緑色になっても困るので、今、丁度理想的になる配分量をいろいろ試している最中です。

実験してて分かってきたことがあって、どうやら水溶させた銅クロロフィリンは紫外線で色素が分解する、という事。サクロフィールも遮光性の容器に入っていて、変だなーと思ったものですが、さて、色素分化した後の消臭効果はいかに!というのも、実験中です。

出来たら、皆さんにご提供しますから、もう少し待っていてください。モンダミンどころか、リステリン他のマウスウォッシュなんて目じゃない消臭製品に仕上げます。

なんか、宣伝で終わってしまった…

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