No.104 頭がクサい! 頭皮臭の改善 その2

体臭改善
体臭改善ニオイタイプ
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実のところ、皮脂に含まれる化合物の中には、ニオイが無いモノも多くあります。例えばパルミトレイン酸。結構大きな分子構造を持つ化合物ですが、それ自体に臭いはほとんどありません。体の中からよく分泌されます。

ところが、これが酸化しやすい性質があって、肌の上で暫く放置されると、空気中の酸素と反応して、あの有名な「2-ノネナール」になります。加齢臭原因のカメムシ臭の物質ですね。だから無臭で分泌されたからと言って、安心はできません。分泌物の種類や量によって酸化の加減は変わってきますが、概ね6~7時間あると酸化すべき物質は酸化してしまいます。皮脂はひっきりなしに分泌されているのですが、朝は無臭であっても朝のうちに分泌された無臭の化合物でもそれが夕方には臭いの物質に変化することもあると知っておいてください。

だから無臭の衣類を着用するという事は、体臭の発露を大幅に減らせるけれど、夜まで全く無臭ではいられるとは限りません。それでも体臭発露が遅れれば、夕方までは周りには感知されないのだから、無臭の衣類を着ていなければいけませんよ。そのためには体臭検査を受けて、カスタムメイドの消臭洗剤を作ってもらって、毎日きちんと消臭洗濯して、それを毎日着て、お勤めや学校に行ってください。

ふうっ。頭皮臭の回なのに、カスタムメイド洗剤の宣伝をうまく入れ込めた…

さて、前回に続いて頭皮臭の話です。前回分を読んでいない人は、まずはそちらに目を通してくださいね。以下のURLから行けます。

No.103 頭がクサい! 頭皮臭の改善 その1
自分で分かりそうでなかなか分からない頭皮臭。思いっきり汗をかいたときなどは何となく分かりますが、そうでもない、普通の時に、ふと感じるニオイ。それって頭皮臭が原因かも知れませんよ。 体臭と頭皮臭の関係 体臭検査の有料オプションに「頭皮臭検...

今回はその頭皮臭の対策として「シャンプーの選び方」について解説していきます。

毛穴汗腺皮脂腺の出口にニオイ物質が固まっている!

頭皮臭で悩んでおられる方に顕著なのですが、毛穴とそれに付随している皮脂腺、それと汗腺の出口付近に臭気物質が固着している状況があります。洗い方がしっかりしていないと、その毛穴等の出口のところに固まっている臭気物質(主に油溶性成分)が落とせなくて、洗い終わったすぐあとにドライヤーで乾かすと、その時に、もう頭皮臭が出てきます。そういう方は多くいます。

まず10分、汗が出る温度で浴槽に浸かる

どのように洗うと良いかと言えば、まず毛穴汗腺皮脂腺の出口をシッカリ開くことです。まず、頭皮から汗が滴り落ちるくらいまで、浴槽で温まります。こうすると体の方の毛穴汗腺皮脂腺もシッカリ開きます。但し、10分で汗を滴らせなければいけません。何故なら、体の方の話ですけど、肌がお湯でふやけて伸びてしまって、再び毛穴などを閉めてしまうからです。そうなると臭い物質が出るに出られなくなって、除去出来ないという事になります。だから、10分で汗が滴る程度の温度で温まればよい、という事になります。

お風呂の温度については、「何の対策のために」ということで設定が大きく変わっていきます。浴槽に入る時間も同じくです。私がご指導しているのは、あくまで「体臭や頭皮臭の除去」を目的としてのご指導です。だから10分もお湯に浸かって汗をかくことが何かの病気に触る、というのなら、触らないような入浴方法を優先してくださいね。心臓や血管の方が体臭より優先されますからね、お願いしますよ!

次に頭皮全体をお湯シャワー。2~3分、シッカリ

さて、10分浴槽に浸かって汗が滴ったら、今度は頭にお湯のシャワーを浴びます。頭頂部だけでなく、側頭部も後頭部もです。頭皮全体で2~3分です。浴槽から出て浴びて下さいね。体の方がふやけてしまいますからね。このようにお湯のシャワーを浴びることによって、開いた毛穴辺りの凝り固まった臭気成分が流れていきます。この段階で、7~8割の臭気物質や油分が除去出来ています。

それからシャンプーです。マニュアル通りに行って下さい。頭皮臭検査の後にご指導する洗い方や引き締めのためのクエン酸水溶液使用は、あくまで頭皮臭除去のため及び頭皮の為の洗い方になります。ロングの髪の毛の毛先側については全くご指導していません。例えばコンディショナーなどを髪の毛の毛先側に使う事は禁止していませんので、ご自由になさって大丈夫です。

どんなシャンプーを選べばよいか?

これもあくまで頭皮臭除去と頭皮臭予防の観点からの選択となっています。市販のシャンプーは多くのモノが「ラウリル硫酸系シャンプー」になります。だいたい90%がこれを洗浄成分としています。これにはいろいろ問題があるのですが、一番は皮脂を取りすぎて頭皮を乾燥させすぎてしまうことです。

乾燥させすぎるから、今度は逆性のカチオン系界面活性剤のトリートメントなどをセットにして、見かけの潤いを与えるような方法論が多くなります。まず何も頭皮に残さず、なおかつ過剰に乾燥させないという事が頭皮には一番良い方向です。

なぜ「乾燥させすぎるといけない」のかというと、乾燥するから皮脂が過剰に分泌されてしまうからです。これは体の不思議なメカニズム。乾いていない肌には皮脂はあまり分泌されません。皮脂があまり分泌されないという事は、その中に含まれるニオイ物質もあまり表出しないという事になります。

当社のシャンプーを使えば一番良いのですが、そうでなければうちのシャンプーと同じようなアルキルグルコシド等の植物性の活性剤を使っているシャンプーを選びましょう。

アミノ酸系のシャンプーでは、頭皮臭が気になるような方の頭皮には洗浄面での能力不足となります。それも選ばない方が良いと思います。

今回はここまで。

 

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